昔は掃除機と言えば一家にせいぜい一台でした。けれどもこの数年で用途別によって掃除機を使い分けるという傾向が増えてきたため、家に何台も掃除機があるという人も多いのではないでしょうか。今回は主婦が教える、おすすめの掃除機を紹介したいと思います！

いまや「今後欲しい家電」、「期待以上だった家電」の両方で1位にランクイン(コミュニケーション総合研究所調べ)したロボット掃除機。その中でも2012年度のメーカー別国内市場シェアは7割をルンバが占めています。

　今更説明の必要はないかもしれませんが、ルンバの機能は勝手に掃除をしてくれることです。
人工知能と複数のセンサーが搭載されており、集めた情報を集約し、判断することができます。低い段差なら乗り越えることができ、高い段差ならば回避することもできます。
またゴミの多い場所を特に念入りに掃除したり、コードなどが絡まった場合はブラシを逆回転してからまりを防いだり、掃除が終わると自分でホームベースに戻って充電を開始したりと、もはや機械とは思えないほど高い知能があります。

　ルンバの最大の魅力と言えば、勝手に掃除をしてくれることです。
ですからなかなか掃除する時間のない忙しい方、小さいお子さんがいるなど頻繁に掃除する必要のある方、またアパートなど集合住宅にお住まいで、夜しか家にいないけれど騒音が心配で…といった掃除をする時間が限られるという方などにうってつけです。
もちろんお掃除の苦手な方や家事なんてしたくないというズボラな方にもオススメですよ?

イギリスの掃除機メーカーダイソンのコードレス掃除機の販売は2015年に世界で66％に伸びました。ダイソンのシェアは世界市場で1/4を占めるほどです。

　「吸引力が落ちないただ一つの掃除機」とうたっているだけあって、吸引力の劣化が起こりにくいです。
紙パック式の掃除機は紙パックにゴミが溜まると吸引力が落ちていきますが、ダイソンのサイクロンは気流の遠心力のみでゴミを集塵するため、吸引力が落ちにくいのです。
また強力な遠心分離を行うことによって、キレイな空気を排出することができるため、排気がクリーンなのです。

　何と言ってもその変わらない吸引力が魅力です。
吸ったゴミが溜まっていく様子が見られることから、ゴミや埃をちゃんと取れたという満足度が高いため、キレイ好きな方には特に人気があります。
また排気がキレイということで、ホコリやダニなどのアレルギーのあるお子さんをお持ちの方にもオススメです。

　日本人の平均睡眠時間は７時間31分[総務省統計局　睡眠時間]（http://www.stat.go.jp/library/faq/faq23/faq23e01.htm）です。つまり一日のうちおよそ1/3近くを布団の上で過ごしているのです。
そんな中で布団専用掃除機の需要が高まってきました。布団専用掃除機と言って一番始めに浮かぶのは、韓国製布団クリーナーのレイコップですね。
2015年5月時点で日本での累計販売台数は300万台を超えました。

　「干すより、キレイ。」というキャッチコピーが有名ですね。
実は布団を天日干ししても、湿気を飛ばすという点では有効ですが、防ダニ対策としては不十分なのです。また布団叩きで布団を叩いても、表面の埃は落ちますが、中にいるダニやダニの糞などは表面に浮き上がり逆効果になる可能性もあるのです。
布団の中のアレルゲンを除去するのに効果的なのは掃除機で吸い取ることです。レイコップは紫外線ランプを布団に照射することによって99.9％除菌することができ、さらに振動パッドで布団の中にいるアレルゲンを叩きだすことができます。
また排気がクリーンなのでハウスダストをまき散らす心配もありません。

　レイコップと言えば布団のアレルゲンの除去。ホコリやダニなどのアレルギーのある方にとっては強い味方です。
また布団干しのように天候や時間に制限されず使用することができるので、忙しい方にもオススメです。

　掃除機とひとくちにいっても、今は色々なタイプの掃除機があります。自分の生活スタイルや家族構成によって賢く使い使い分け、上手に利用していきましょう！

ダニやゴキブリなどの害虫対策もまとめています。詳しくはこちらへ→油断大敵！自分でやる害獣・害虫対策