セスキ炭酸ソーダの威力を解説しよう

コンロのお掃除 最近テレビでも様々なお掃除の裏技が紹介されていますが、その中でもキッチンなどのお掃除にオススメなのがセスキ炭酸ソーダです。もうすでに愛用済みの方もいれば、初めて聞いたという方もいらっしゃるでしょう。
100円ショップなどでも簡単に入手できる上、市販の洗剤よりもずっと安くてお手軽なセスキ炭酸ソーダ。
油汚れで手間取ったことのある人なら、絶対に知っておいた方がいいセスキ炭酸ソーダの威力を解説します!

セスキ炭酸ソーダとは???

セスキ炭酸ソーダって一体どんな物質???

 アルカリ性のナチュラル洗剤といえば重曹を思い浮かべる人も多いのではないかと思います。セスキ炭酸ソーダは重曹と同じアルカリ性の物質で、家庭用洗剤や入浴剤などに配合されています。
結晶はサラサラとしているのが特徴で、揮発したり変色したりするなどの変質がしにくいため、長期保存に向いています。

重曹よりすごい!?

 重曹と言えばアルカリ性の洗剤の王様のようなイメージがあるかもしれませんが、実はセスキ炭酸ソーダは重曹よりもアルカリ性が10倍ほど強いです。つまり重曹よりも汚れが落ちやすいということになります。
また重曹よりも水に溶けやすいため、水溶液スプレーとして使用するのに向いています。

セスキ炭酸ソーダの使用に向いている場所や使い方について☆

セスキ炭酸ソーダ☆どんな汚れに強い?

 そんなセスキ炭酸ソーダですが、アルカリ性なので酸性の汚れを落とすのが得意です。例えば洗濯で言うとワイシャツの襟元の皮脂汚れや、布ナプキンの血液汚れを落とすのに活躍します。
それから掃除で言うと、ドアノブやスイッチなどについた皮脂汚れといった軽いものから、お風呂の水垢やキッチンの油汚れといったしっかりした汚れを落とすのも得意です。

セスキ炭酸ソーダ☆スプレーの作り方☆

 掃除に使う場合、水に溶けやすいという特徴があるので、水で溶かしてスプレーで使うとよいでしょう。スプレーボトルなどに、水500mlに対してセスキ炭酸ソーダを小さじ1杯入れ、よく振ります。
弱アルカリ性なので素手でも使用できますが、皮脂を溶かす作用があるため、皮膚の弱い方はゴム手袋を使用するとよいでしょう。

セスキ炭酸ソーダ☆どうやって使ったらいい?

 掃除で使う場合、気になる箇所にスプレーをし、雑巾やウェスなどで拭き取ります。

油汚れのひどいガスコンロや換気扇などは、スプレー後しばらく放置してから拭き取ると汚れが取れやすくなります。
洗濯で使用する場合、洗濯機に水30Lに対して20gのセスキ炭酸ソーダを入れます。入れすぎると洗い上がりがべたつくことがあります。指先が少しぬるっとするくらいで十分です。通常の洗濯より洗い時間を長めに取るとよいでしょう。ただしすすぎは一回で十分です。
汚れがひどい場合は1時間ほどつけておくと汚れが落ちやすくなります。

実録:セスキを使ってキッチンを掃除した結果☆彡

我が家のガスコンロで試してみました♪

 ものぐさ&ズボラ主婦である筆者がセスキ炭酸ソーダを使って自宅キッチンのガスコンロを掃除してみました。たまたま数週間前に大掃除をしたばかりだというのに、すでにコンロ周りは油まみれ?。そこでキッチンペーパーにを含ませたものと、セスキ炭酸ソーダ水を含ませたもので、それぞれコンロを半分ずつ拭いてみました。

その結果は…???

 水のみの方は一見油が取れるように見えますが、実際は油汚れが薄く伸びるだけ。黄色っぽい筋がたくさん重なってとても掃除をした後のようには見えません。触ってみるとまだベトベトがしっかり残っています。
次にセスキ炭酸ソーダ水の方で拭いてみると…?ちょっと拭いてみただけで水のみのペーパーと比べて、明らかに違う!とわかりました。試しにコンロをこすってみると、「キュッキュッ」と気持ちのいい音が!しかもほとんど力を加えていないにも関わらず、です。大掃除の時でも取りきれなかった油汚れすら簡単に取れてしまいました。

セスキ炭酸ソーダパック♪

 コンロの端っこには長年ほったらかしだった古いガンコな油汚れがあったのですが、セスキ炭酸ソーダを染み込ませたペーパーでパックし、数分後擦ってみると…何と10回ほど擦っただけで、頑固な油汚れが綺麗さっぱり無くなってしまいました!

まとめ

 セスキ炭酸ソーダの威力について解説してみましたがいかかでしたでしょうか。
実際に使ってみて、「もっと早くセスキ炭酸ソーダについて知っていれば、大掃除のときにあんなに苦労せずにすんだのに…」と知らずにいたことを後悔したほどです。
百聞は一見に如かず、是非自宅のキッチンでセスキ炭酸ソーダをお試しください!
その他、掃除に欠かせない掃除機についてもおすすめをご紹介しています→ 主婦が教える、おすすめの掃除機